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PS4 オススメゲーム Everything 哲学紹介

ゲーム内で聞ける哲学を紹介

 

他人なくして自身なし

何が素晴らしいかって、『これこそがあなたなのだ』ということだ。血管、骨、軟骨が組み上げたこの宮殿の美しさ・・・電気系神経系組織が無数に絡まり合って構成する緻密な回路、全てがただただ見事だ。

それらがあなたに起きているかのように感じることができるはずだ。ただ、そうしたいなら、ちょっと回り道をしなければならない。決断したのではなく『決断が起きた』のと同じ考えをする必要がある。あなたが『自分自身』と呼ぶ、何かが起きるそのモノはもはやただの『何か』だ。あなたは自我を保つ方法について何も知らないし、自我がどう芽生えたのかも知らない。それらもただ『起きた』ことだ。出来事はただただ起きるだけだ。

そういう考えができるようになったなら、これからの道のりはとても面白いものになる。他の方法もある、例えばこの考え方を拡大して・・・「例えばこう考えてみよう」「もし、もしも、仮の話だが・・・自分が自分の眼だったとしよう」「理解しているわけではないというか言葉では言えないが」「これが自分だ」「これは素晴らしいものだ!」「でも、どうやって起きているのか知らない」そう、ここがポイントだ。この考え方がアリなら、あなたは目玉であり、心臓であり、耳であり、あの美しい蝸牛でもあり、他の驚くべき器官でもある。全てがあなたである。

ここで、想像力をもう少し働かせてみると、体の中の小さなあれこれが自我とは『異なった感覚』を持っているが、それでも自我と『同一』であるということが見えるだろう。同様のことがあなたの周りにあるモノにも適用できる。輝く太陽、瞬く星々、流れる風、崖に絶え間なくぶつかり続ける雄大な海・・・それもあなたなのだ。

当然、それらはあなたがコントロールしていない部分のあなたでありそれがコントロールできるのならそれはもはやあなたではない。相対原理について理解するためには、他人なくして自身なしということを理解しなければならない。

 

終わりに

何言ってんだ???ってなるでしょうが、自分自身がモノなんだっていう考えは慣れていないというか、そもそも自我がある以上慣れることはないのですが確かにこれからの道のりは面白そうではあります。なぜなら、私はもう目玉であり、心臓であり、耳であるからです。