加速するワクチン開発
研究は猛烈なスピードで行われています。約240種のワクチンが初期開発段階にあり、40種は臨床試験中で、9種はすでに数千人を対象とした最終段階に入っています。
オックスフォード・ワクチンの臨床試験では、免疫反応を誘発することが示されており、アストラゼネカ社との間で、イギリス国内だけで1億回分のワクチンを供給する契約が結ばれている。
月に行われた最初のヒト臨床試験のデータによると、米国の試験に参加した最初の8人の患者は全員がウイルスを中和する抗体を産生していた。
免疫応答を開発するためにウイルスタンパク質を使用した試験が進行中である。
中国のグループは、ワクチンが安全であることを示し、保護抗体が作られていることを示した。中国軍でも利用できるようになっている。
ワクチン開発のための他の全く新しいアプローチは、ヒトでの試験中である。
しかし、これらのワクチンのどれかがどれだけ効果があるかは誰にもわからない。
10代対象 臨床試験スタート
ワクチンには危険がつきもの・・・・・・
ワクチン接種数合計 | 約830万 | 約2300万 |
副反応 | 日本(2価、4価) | 米国(4価) |
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全ての報告 | 23.2 | 53.9 |
重篤な報告 | 10.4 | 3.3 |
副反応の例 ( )内は報告に占めるパーセント | ||
局所反応(疼痛、硬結等) | 1.1 (12%) | 0.2 (5%) |
蕁麻疹 | 0.3(3%) | 0.1 (3%) |
失神、めまい、嘔気 | 3.2 (62%) | 1.3 (40%) |
過敏症反応(蕁麻疹、アナフィラキシー様反応) | 0.4 (12%) | 0.2 (6%) |
アナフィラキシー | 0.2 (2%) | 0.03 (1%) |
ギラン・バレー症候群 | 0.07 (0.7%) | 0.1 (4%) |
横断性脊髄炎 | 0 | 0.04(1%) |
静脈血栓症 | 0 | 0.2 (5%) |
死亡 | 0.01 (0.1%) | 0.1 (4%) |
子宮頸がんワクチンと比較するつもりはありませんが、ポリオ、おたふく風邪、などワクチンには危険がつきものでした。参考にならないと思いますがワクチンには危険が含まれているという認識を持つべきだと思います。
重症化するのが心配な方やリスクが高い方など、どうしてもワクチンを打たないといけないという方もたくさんいるでしょうが、様子をみるというのも1つの手だと思います。危険性が見えない以上どれくらいのリスクを追うのかすら把握できないので・・・・・・
もしも副作用が出てしまったら
厚生労働省は10月2日、都内で開いた専門家会議で、接種の進め方などを明らかにしました。
それによりますと、費用は全額、国で負担したうえで、健康被害が確認された場合は予防接種法に基づく救済制度を適用し、結核などの定期接種と同じ水準で医療費の支給などを行います。
健康被害を受けた人に製薬企業が賠償した場合は、国が損失を補償するということです。