漫画・本レビュー

Sleep Sleep Sleep レビュー 私たちに今必要なのは睡眠かもしれない

スウェーデンで刊行されるや
世界に瞬く間に広まった

今、世界で一番詳しくて役に立つ睡眠本。

私は3度の飯より睡眠が好きな睡眠オタクです。ご飯を食べる時間を気にしたり、日中に軽い運動をしたりできる範囲内で最善を尽くしてきたつもりです。そんな私がSleep Sleep Sleep という本を読もうと思った理由は、睡眠についてもっともっと理解を深めたかったからです。

どうやらこの Sleep Sleep Sleep という本・・・・・・睡眠研究のスペシャリストがタッグを組んで眠りに関する全てをこの1冊にまとめたんだとか。うーん、細野晴臣と山下達郎がタッグを組んで音楽に関することを1冊にまとめました!みたいな、スペシャル感。えげつないです。

ということで今回は読んで気になったやつをまとめてレビューしていきたいと思います。

 

自分に必要な睡眠時間

早起きを強いられることのない休暇中に目覚ましをセットせずに何日か心ゆくまで眠ってみると自分に必要な睡眠時間を把握することができます。体がどれだけ睡眠を欲したか睡眠日記をつけましょう。週末だけでは週末に数日分の睡眠を補う人が多く、それでは体が本来必要としている睡眠時間を把握できないので平日も記入しましょう。

睡眠不足を補うと言えば、2018年の研究論文で平日の睡眠時間が推奨されている7〜9時間より短いが週末に不足分を補えた人は、推奨されている睡眠時間を確保している人と比較して、死亡リスクの上昇はみられないというものでした。平日に十分な睡眠を確保できなかった場合も、長く眠れる日があれば帳尻を合わせられるようです。

それでも平日にしっかり睡眠をとるに越したことはありません。睡眠不足は代謝障害、肥満、2型糖尿病の病気リスクを高める可能性があるからです。週末の寝だめは死亡率を低下させるか否かについては十分な分析がされていませんが、他の数多くの研究で指摘されているように病気になるリスクが高まったり生活の質が落ちる可能性はあるようです。

 

 

持久スポーツをする時間で朝型になったり夜型になったりする

睡眠・覚醒リズムの最適化を図るには午前中に運動すると良いです。また、7時から8時の間もしくは15時から17時の間に持久スポーツをすると光の有無に関係なく体内時計が朝型へ調整されます。

逆に、19時から22時の間にランニングをすると体内時計が後ろにずれてしまいます。

 

 

食事は7時から19時の間にすませる

食事のタイミングも私たちの体に大きな影響を持ちます。規則正しい時間に食事をとることが体内時計のリズムを整え、いつ眠りいつ覚醒するべきかを体に知らせる上で役立っていることが研究によって証明されています。

食事の時間を体内の腹時計に合わせることで、睡眠・覚醒リズムに良い影響を与えることができるのです。7時から19時の間に規則正しく食事をとる人は気が向いたときに食べる人よりもよく眠れることが立証されています。

 

 

目を閉じるだけですごい効果がある

しばらくの間、単に目を閉じて過ごすのも悪くないです。目に飛び込んでくる外部情報を遮断することで脳に休息を与えることができエネルギー補給のような効果が得られます。

 

 

快眠だと衝動的になりにくい

睡眠不足になると前頭葉は良心の呵責を感じにくくなり、大雑把になり、ぼんやりとし、衝動を抑えられなくなってしまいます。衝動制御障害に悩む人は少なくなく、特にADHD患者に多く見られます。これらの人にとっては、質の良い睡眠を確保することが特に重要です。

ADHD患者は一般の人よりも睡眠障害や睡眠時無呼吸症候群に悩まされるケースが多いです。睡眠の質が低下し衝動制御と意思決定を司る前頭葉の夜間の十分な回復が妨げられることになります。

 

一通り気になったやつをまとめてみましたが、このほかにもSNSや鬱やADHDのことなどたくさん重要で面白いことが載っているので購入することをお勧めします。

自分に必要な睡眠時間ですがこの長い休みを利用して調べてみました。私の場合出勤時間がかなり早いので起きる時間はバラバラですが0時に寝て9時10時頃がベストなんじゃないかと思います。ですので休みの日はそれくらいの睡眠をとると帳尻が会うのではないでしょうか。大体8時間くらいがいいって言いますが平日の睡眠時間が短い分休みの日はこれくらいしっかり睡眠をとりたいものです。

スポーツと食事の時間に関してはグーグル社員の時間管理について動画で知ったり血糖値や尿路結石の本を読んだりでなんとなく把握していて実践もできていたのですが、漠然とでしたので改めて知れたのは良かったです。

よく眠れなくても目を閉じるだけで良いみたいな話を聞きますが、小休憩や仕事の合間に軽く目を瞑って瞑想する分には良いということなのでしょうか。忙しすぎたり心に余裕がないと意味なさそうですが(苦笑い)
もちろん眠れないからといってSNSをみたりネットサーフィンをするよりかは目を瞑ったほうがいいのでしょうが当然睡眠の代わりにはなりませんよね。

快眠だと衝動的になりにくいというのは個人的に結構嬉しい情報でした。もちろんほかにも衝動的にさせる要因があるのでしょうが、快眠の時ほど1日が充実した気になっている気がしますし満たされないというような言いようのない不安感が少ないような気がします。睡眠も大事だけれども環境もとても大事なので一長一短的な感じは否めないです。ですが、普段健康に気を使っている方は睡眠も同じくらい気を使うと精神的、内面的にも健康になれることでしょう。ぜひ気に留めていただきたいポイントです。