漫画・本レビュー

少女漫画レビュー

男性にもオススメ 少女漫画のレビュー

私は普段少女漫画は読まないのですが、本や漫画のレビューをするにあたってどのような作品を紹介しようか考えたときに、少女漫画のレビューは月1くらいでやってみたいと思っていました。実際月に1回もできなさそうなのが現状ですが、面白い少女漫画を見つけましたのでレビューしてみたいと思います。

 

とりあえず地球が滅びる前に

 

とりあえず地球が滅びる前にという少女漫画は、小学館月刊flowersで2011年3月号 〜2013年9月号まで連載されたラブコメディーです。

バスケ部に所属していること以外に特徴はないという設定の主人公ですが、私の思う特徴としましては、この先うまくやっていけるのか心配になる感じの危うさがある主人公というところです。そもそも開始早々にときめくような偶然的出会いが起こるのが、いわゆる”少女漫画”であるのならば私が不安に思う必要は全くなく、むしろ喜ぶべき展開なのだと認識を改めるべきなのでしょう。

この漫画は男目線で読んでも結構面白い漫画で、特に中学・高校時代は女性と男性との価値観にギャップが生じやすく、すれ違いやイザコザが尽きないんですね。ですから、若い頃にありがちな失敗やミスを冷静に楽しめるという意味では、男目線の方がよりドライに楽しむことができそうです。

どういうことかと言いますと、今では女性が男性化するくらい社会進出をして、女性でも理屈っぽい価値観で物事を考える方は当然多いのですが、それでも女性と男性との価値観のギャップを埋めることは容易ではありません。もちろん一概にはいえないのですが、女性向け漫画と男性向け漫画とで分かれているのと同じで、必ずしも女性が描く理想と男性が描く理想は一致しないということなんです。ですから、男性が感じる少女漫画の楽しさと女性が感じる少女漫画の楽しさは、人によってもズレますし性別でもズレが生じる可能性を否定できないということなんです。

 

 

ギャグ要素の多さ

 

ギャグ要素が多いと鬱陶しさを抱く人も多いでしょうが、ジャンルや性別に関係なく楽しめる場合が多いと私は思っていて、ギャグ要素の強いBLなんかが良い例で、ネットで男性がネタにしている場合があります。楽しみ方は人それぞれですが、ギャグ要素が多い作品ほど楽しみやすい作品を私は知りません。SFやファンタジーなども楽しみやすいのですが、ギャグ要素がない作品は性別に左右される要素が多い気がしています。

そういう意味では、とりあえず地球が滅びる前にはかなり評価が高いです。SF要素があってギャグ要素があるというのは単純に漫画として魅力がありますし、少女漫画ですから少女漫画ならではのストーリー展開が含まれますので、本気度と言いますか、かなり漫画家の個性が試される作品なのではないでしょうか。4巻完結というのも男性には魅力的で、少女漫画を継続して読むのがキツイという方にうってつけです。

 

終わりに

終わり方に賛否あるようですが、数巻で完結する漫画ではありがちなので全然気にならなかったです(少年漫画の打ち切りとか本当に酷い)