漫画・本レビュー

ジャンプスクエア オススメ漫画

Dear CALL ─ディアコール─

 

あらすじ

地図にも載らない小さな島「シナリオ島(アイランド)」。そこで暮らす少年のサンソは、幼少期から黒い犬のようなグットと白トラのムンと共に穏やかな日々を過ごしていた。
ある日、本土から凛道という召喚士が現れ、グットの正体が人を襲う化物「黒魂(ブラックアニマ)」であると告げる。そして凛道が退治を強行すると、グットは本来の姿になり暴走してしまった。サンソはグットを救うため、凛道のいう「呼力(コールパワー)」を行使。覚醒し本来の姿となったムンを召喚し、グットをムンの中で保護することに成功した…。
後日、サンソはムンが白トラではなくムーンライトと呼ばれる強力な召喚獣であると知る。そして、大切な友達であるグットとムンを守ると決意し、島から旅立つのであった…!!

 

オススメポイント

私はワールドトリガーを読むためにジャンプスクエアを購入しているのですが、今回紹介するディアコールは私のような、ワールドトリガー以外の漫画も読みたいけれどもどれを読んでいいかわからないという方にオススメしたい作品です。
第1話が掲載された12月号を買わなくても楽しめます。実際私は3話から読みまして、それでも全然楽しめました。
結構1話って重要で、1話で読む読まないを決めると思うんです。本来オススメするならば1話からをオススメするのがセオリーなのですが、後々電子書籍で1巻購入する前提でオススメさせていただきます。

①王道ファンタジー
②絵
③バトル

王道ファンタジーは難しいだけに、これだ!って思うのが来ると見続けてしまいますよね。ただ、漫画の連載だとテンポが良すぎてついていけなくなる場合が多くあった気がするので、そういう意味でもまずは1巻を買ってから判断したいところです。
絵に関しては、作者の群千キリさんはデザイン系の専門学校に通っていた経歴があるそうで、とても見やすくて全てにおいて美しい印象でした。例えばキャラや武器や敵のデザインもそうなのですが、何よりバトルシーンが印象的でしたね。人間が武器で動きを止めて召喚獣が敵を食うところに何となく懐かしさを感じました。

終わりに

メルやデビチル(懐かしい)が好きな人は特に魅力的に感じるのではないでしょうか。